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流産と口腔内

子宝

漢方薬ピュアでの、
ご相談内容で、
妊娠し、その後流産後に来店されて
カウンセリングされる方も少なくないです。

流産後、
①月経の状態が良くない
②月経不順になった
③体調が良くない
④流産を繰り返す原因がわかれば
 それに対処できる処方をしてほしい
など

今日は
流産に関係する口腔内の菌について
お話します。

口腔内の病気として歯周病があげられますが、
歯周病は
流産、早産、低体重児出産の原因の1つとしてあります。

歯周病では、
レッドコンプレックスの一番上に位置する菌3つが
極悪菌ですが、
その上位には入っていない菌が
流産、早産、低体重児出産を引き起こします。

その菌は
口腔内のPi菌(Prevotella intermedia)といい

Pi菌は、
エストロゲンやエストラジオールにより
発育が促進される病原菌なので、
Pi菌は、妊娠中はもっとも増殖しやすい環境にあります。

妊娠12週から13週にかけて
歯肉縁下の細菌叢は大きく変化をし、

Pi菌は妊娠初期の5倍に増加し
女性ホルモンを栄養として増殖します。

また、妊娠中は
エストロゲンやプロゲステロンなどの
女性ホルモンが増加することによって
細菌の増殖や血管透過性を亢進

それによって歯肉の腫脹や
歯肉の出血がしやすい状態となります。

つわりがによっても
胃酸が逆流しやすく、
口腔内が酸性に傾くので
虫歯にもなりやすくなります。

つまり、妊娠すると
口腔内は、悪い環境になりやすくなります。

悪い環境にしないために
妊娠前から
3か月から4か月に1回くらいは
(歯石がつかない程度)
歯科に定期的に通うことを
お勧めします。

特に、妊娠し、つわりがひどいと
歯科にいくのも面倒にになりがちですが
貴女とお腹の赤ちゃんのためにも
行ってくださいね。

症状としての多くは、

歯を磨くと出血する、出血しやすい
歯茎がはれる
口の中がネバネバする
口臭

思い当たる妊婦さんは

早急に歯科を受診してください。

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