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~湿気が多い梅雨を快適に過ごす~

薬膳療法

こんにちは。スタッフの奥田恭子です。

4月からスタートした薬膳ブログ、

今回は“梅雨の湿気”についてお話をしたいと思います。

日本では、6月から7月にかけて梅雨の時期です。

さて、皆さんは梅雨をいつもどのように感じていますか?

「雨が降り続き気温が高く湿度が多い…」「じめじめとして不快感がマックス!!」「更に気分もなんとなくどんよりしがち…」

 

だからこそ、すっきりとさっぱりしたい!よく冷えたビールやアイスクリームなどが美味しく感じ、欲しくなってきますよね(^^♪

 

中医学をベースにしている薬膳では、

外からの湿気の影響と冷飲食を好んだ食事などは、体の中に余分な水分が溜まり易く、水分代謝の働きを低下させると考えられています。

これを放置すると「水毒」へと繋がります!!

症状としては、体のだるさ以外にも、むくみ・下痢のほか、お肌の面では分泌物の出る皮膚炎などのトラブルも起こりやすくなります。

 

体には5つの働き【肝、心、脾、肺、腎】があります。梅雨の時期、体内の水はけをスムーズにするには、「脾」の働きが大切になります。「脾」は、消化吸収の働きのことをいいます。

 

「脾」の働きを助ける食事を薬膳の考えでプラスして梅雨の不調を和らげて快適に過ごしましょう!

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☆ポイント1 水はけをよくする!

不要な水は、尿で出す。汗よりも尿から出る量が多いため、尿で出すのが一番です。

利尿作用のある食材の例えは、「豆類、瓜類」などです。

冷えがある方は、小豆、枝豆、そら豆、黒豆などがおすすめです!

夏場など体が熱っぽい人は、緑豆、瓜類などがおすすめです!

緑豆は、もやしや春雨の原料になっているので使いやすいですね。

豆料理は、餡子など甘く煮たもの多いですが、砂糖などの甘味はかえって水分を溜め易くなるので控えた方がいいです。

 

 

☆ポイント2 「脾」の働きを助ける!

季節ごとに五つの色(緑、赤、黄、白、黒)と味(酸、苦、甘、辛、鹹)があり、梅雨の「脾」の働きを補うのは、「黄色」と「甘味」です。

「脾」の働きの一つは、消化吸収からエネルギーを作り出すことです。

他の働きを円滑にするためにもエネルギーを作り出す「脾」の働きが大切です。

例えば、「黄色は、かぼちゃ、人参、じゃがいも、さつまいも」など。

甘味は、緩める作用がありますが砂糖の甘味ではなく、できるだけ食材の甘味を活かすようにしましょう。発酵食品でもある米麹から作った甘酒を甘味に活用するのもおすすめですね。

 

 

☆ポイント3 温める!

体を冷やすと機能が低下します。食が細いからといって、口当たりのよい冷たいものや生ものばかり食べていると、脾を傷つけてしまうので注意が必要です。

冬の寒い時期を思い浮かべてください。寒いと動きも鈍くなりませんか?また、体に水が溜まっているとプールに体が浸かっている感じで冷えて機能が低下します。できれば、体温より暖かいものを取るようにしましょう。

暑い時期は、体に熱がこもり易いので、まずは冷ます。あとは緩和するように温める食材もプラスする。

例えば、きゅうりやトマトは、体の熱を冷ましてくれます。そのまま生でも美味しいですが、火を入れて薬味などと合わせて調理をすることで冷やしすぎる食材も緩和できますね(^_-)-☆

食事以外に服装や環境で体を冷やし過ぎないようにも心がけてください。

 

 

☆ポイント4 湿はサラサラのうちに排出しよう!

湿は、体内に留まる時間が短ければサラサラな状態ですが、脾の働きが更に低下するなど体の中に滞留する時間が長くなると、体が持つ熱で湿が熱せられて、粘りのある性質に変化します。この状態を「痰」といいます。

体から排出しやすいのは、サラサラの方が排出しやすいですよね!

今回は、水が溜まり易くなるだけではなく、痰になることを知ってもらえたらと思います。

痰を排出してくれるのを得意とする食材は、海藻類です!

海藻類は、痰を軟化して取り除くのと、尿として出す働きを補ってくれる作用があります。

但し、体を冷やす性質があるため、冷やしすぎに注意して一緒に取り入れましょう。

 

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さて、4つのポイントはいかがでしたか?

暑くなる季節は、冷飲食が美味しい季節です。

熱中症対策との兼ね合いもお忘れなく、冷やしすぎないようにしてください。

 

写真は、「そら豆と桜えびご飯」です。

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次回は、もう少し「脾」のお話をしたいと思います。

脾が弱い方の症状の一つに「食べると眠くなる」人がいらっしゃいます。

そんな方に、是非、読んでいいただけると嬉しいです。

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