「甘い飲み物」が肝臓を疲れさせる理由とは? ~知らないうちに脂肪肝を招く、毎日の習慣~
「お菓子はあまり食べないから大丈夫。」
そう思っていても、
実は毎日飲んでいる甘い飲み物が、
肝臓に大きな負担をかけているかもしれません。
スポーツドリンクやジュース、
加糖コーヒー、
エナジードリンク…。
「飲み物だから大丈夫」と思われがちですが、
実は飲み物の糖分は、
固形のお菓子よりも肝臓に負担をかけやすいことが分かっています。
なぜ甘い飲み物は肝臓に悪いのでしょう?
ポイントは、液体であることです。
液体に含まれる糖分は、
消化に時間がかからず、小腸から一気に吸収されます。
すると血糖値が急上昇し、
それを下げるためにインスリンが大量に分泌されます。
使い切れなかった糖は、
中性脂肪へと変えられ、肝臓に蓄えられてしまうのです。
🥤 甘い飲み物
↓
糖が一気に吸収
↓
血糖値急上昇
↓
インスリン大量分泌
↓
余った糖が中性脂肪に
↓
肝臓に脂肪が蓄積
↓
脂肪肝
これが続くと、肝臓に脂肪がたまり、脂肪肝へと進んでいきます。
果物が入ったスムージも、
体に良いと思われがちですが、
オレンジを1個、食べる時間と
オレンジを1個、飲む時間
スムージにすると
一気に飲むことができます。

食べるときは、よくかむことで
唾液がでて、消化をしていきますが、
吸収するまでに、
時間がかかります。
なので、くだものは
ジュースでなく、スムージでもなく
そのまま食べてください。
特に注意したい「果糖ぶどう糖液糖」
清涼飲料水やスポーツドリンクなどに多く使われているのが、
果糖ぶどう糖液糖です。
他にも
清涼飲料水:炭酸飲料、スポーツドリンク、栄養ドリンクなど
調味料: めんつゆ、トマトケチャップ、ソース類、ドレッシングなど
乳製品: フルーツヨーグルト、乳酸菌飲料など
スイーツ類:菓子パン、アイスクリーム、プリン、ゼリーなど
加工食品: フルーツの缶詰、レトルト食品など
この中に含まれる果糖は、ほとんどが肝臓で代謝されます。
摂り過ぎると、
肝臓の中で中性脂肪が作られやすくなり、
脂肪肝のリスクを高めることが知られています。f
つまり、
「甘い飲み物を毎日飲む」=「肝臓に毎日脂肪をため続ける」
そんな状態になってしまう可能性があります!!
飲み物は、つい飲み過ぎてしまう
甘い飲み物が厄介なのは、
満腹感が少ないことです。
ケーキなら「食べ過ぎた」と感じても、
ジュースなら500mLをあっという間に飲めてしまいます。
さらに、
スポーツドリンク
加糖コーヒー
炭酸飲料
フルーツジュース
エナジードリンク
などは、日常的に飲む習慣になりやすく、
知らないうちに糖分を摂り続けてしまいます。
今日からできる肝臓ケア
肝臓を守るために、
一番簡単で効果が期待できるのが飲み物を見直すことです。
普段の水分補給は、
◆水
◆ お茶
◆無糖コーヒー
を基本にしてみましょう。
甘い飲み物は、
「毎日」ではなく「たまに楽しむもの」に変えるだけでも、
肝臓への負担は大きく減らせます。
特に
健康診断で脂肪肝や肝機能異常を指摘された方は、
まず飲み物から見直してみることをおすすめします。
次回のブログでは…
実は、
「お酒を飲まないのに脂肪肝になる人」が年々増えています。
その原因や、
肝臓を元気にするための食事・栄養についても、
シリーズで分かりやすくお伝えしていきます。
ぜひ楽しみにしていてください。

